いぼの手術をしました

ネコのいぼ

スコティッシュのディディは

少し前に首のいぼの手術をしました。

彼がわが家へ来た生後6ヶ月の頃には

すでに首にぽちっと小さいいぼがあり、

それが4年間の成長とともに大きくなったので、

悪性のものがないか細胞の検査をするために

手術で取りました。

私たちは小さい頃からこれを気にしていて、

特に最近大きくなったとか変化があったわけ

ではないのですが、

よく考えて今回手術をしていただきました。

ネコのいぼは小さくても悪性の場合もあると

見たこともあり、かといって

なんでもなければただのいぼです。

心配しすぎてもいけないと思いますが、

私たちにとっては先代アメショーの

はーちゃんが大病をした経験があるので、

このいぼについては細胞の検査を

していただきたいと考えました。

検査の結果から言うと、

悪性のものはなく、

彼は以前と変わらず元気に過ごしています。

手術をする決断をした背景

私たちが細胞の検査をしたいと思った主な理由は、

このいぼが(本人の成長に伴って)大きくなっていること、

そして、いざ大きい病気になってからだと

とれる選択肢が限られる場合があるという点です。

はーちゃんの例でいうと、

心臓の弁の一つの閉まりがやや弱いので、

(日常生活はほとんど問題ないですが)

興奮させるような、心臓に負荷のかかることはしたくない。

でもとーちゃん以外の人に触られるのが苦手で、

病院ではレントゲン一つとるのも大変でした。

大きな病気をして体力を取られると、

いつでも手術ができるわけではない。

ディディについては本人の性格として、

がまんしいで何かあってもわかりづらいのでは、とか

骨瘤など病気のリスクというか素因はあることも

気にかかっていました。

いずれにしても、

これは心配しすぎかな、とか

かえって彼に負荷をかけていないだろうか、とか

いろいろいろいろ考えました。

今回はいぼを取って検査をしていただいて、

彼は以前と変わらず元気に過ごしています。

ディディよくがんばったね。

獣医さんはじめ、動物病院の皆さんに感謝です。

そして、同居のアメショーのちーも

手術前の絶食につきあったり

がんばってくれました。

ありがとうね。

スコティッシュと骨の病気

ディディは思いがけずネコかびの治療のため
わが家に来るのが遅れてしまったのですが、
その間かーちゃんは初めて迎えるスコティッシュフォールドについて
少し勉強しました。
その時初めて、骨瘤について知ったのです。

(ここはかーちゃんなりに理解をしたことのまとめです)
スコティッシュフォールドには「折れ耳」と呼ばれる
半分に折れたような形の耳の子がいます。
ディディも折れ耳のスコティッシュです。
この「折れ耳」は軟骨の形成不全に由来するもので、
そういった背景をもつ同士の交配が続くことによって
骨瘤という、骨にこぶができて痛みを伴う
病気を発症するリスクがあります。
スコティッシュフォールドは
ブリティッシュショートヘアーや
アメリカンショートヘアーとの交配が認められています。

骨瘤のことを初めて知ったときは正直ショックでした。
なぜなら、私たちははーちゃんを大病で失い、
闘病する苦しさを見ていたからです。
大事なわが子が苦しい思いをするなんて、考えるだけでも辛い。

でも、同時に骨瘤についても調べました。
実際闘病されているネコさんご家族のブログを拝見したり、
今どんな治療手段があるか、
日常どう過ごされているか、いろいろ拝見しました。

はーちゃんから学んだこと
その中で、はーちゃんのことも考えていました。
彼は子ネコの時は何もなかったのですが、
東日本大震災のあと(当時は関東にいました)
てんかんのような発作を起こすことがあり、
2年に1回くらい大きな発作を起こすので、
とーちゃんは本当に心配しました。
また、心臓の弁の閉まりが弱いところが偶然見つかって、
ごく少量のお薬を飲んでいました。
でも日常生活は問題なく、
元気に過ごしていました。

私たちはもしネコさんを迎えるとしたら、
保護ネコさんを、ということも考えていました。
また、ペットショップでネコさんを見かけ少し勉強すると
種類によってかかりやすい病気があることも知りました。

結論は変わらないのですが、
背景やリスクによらず
のちにケガや病気をしても、
やっぱりご縁があってうちに来てくれる子を
かわらず大事にしようと決意したのでした。
また、それと同時に現実的なこととして、
ネコさん達に必要な医療・ケアをすることを
とーちゃんとかーちゃんはお互い確認しました。
そうして、ディディが来るのを心待ちにしていたのです。