なかよしの多頭飼いを目指して

はじめは顔を合わせるといつまでも
追いかけっこをしていたちーとディディですが、
とーちゃんが出張へ行っている一週間の間に
お互い同じ部屋で別々にお昼寝ができるようになりました。
そしてこの日の朝、ふとかーちゃんが二人を探すと、
ももも、もしや、握手してるーー?!
そーっと写真をとって、しばらく眺めていると、

うわー!ついに一緒に寝てる~~(*´ω`*)
よかったねぇ二人とも。

多頭飼いになっての変化
ちーがまだ一人の時、眠くなると
かーちゃんやとーちゃんの足にがぶがぶと
噛みついて、これがけっこう痛かったのですが、
ディディと遊ぶようになってからしなくなりました。
はじめの頃、ディディにがぶりとかみついたら
おこられたみたいです(そんな感じに見えた)。

はーちゃんはとーちゃんと遊ぶとき、
腕に噛みついたりじゃれてひっかく力が強く、
とーちゃんの腕から流血することもたびたびだったので
二人いると遊びながら力加減を学べるんですね。

ちーは何にでも興味津々で、目が離せなかったのですが
ディディが遊び相手をしてくれるようになり、
かーちゃんは家事がしやすくなりました。
月齢が2か月しか違わないのだけど
ディディはお兄ちゃんみたいです。

ペットロスについて①はーちゃん卒業のとき

ここで一度、私たちのペットロスについて書きたいと思います。

2017年の12月に、はーちゃんはわが家を卒業しました。
中皮腫の可能性が高かったのですが、
胸水がたまるスピードが速く、体をとても衰弱させてしまいました。
覚悟はしていたけれど、
なんとか少しずつ回復できないかとも思っていたので
涙が止まりませんでした。
それと同時に、もうそれくらいしんどかったのだ、
ということも痛感しました。
そして、それくらい体がつからったのに、
とーちゃんとかーちゃんのことを気にかけてくれたのだな、
といろんな場面を思い出し、ただただ泣いていました。

私たちにとって、やってよかったと思うことを書きます。
・旅立ちの手順を丁寧に行うこと
・とにかく歩きまくること
この2つです。

〇ペットのお葬式について
お世話になった動物病院さんと、とーちゃんの職場のかた
(ネコさんがいらっしゃる)から教えていただいたなかに
共通する霊園があって、
私たちは兵庫県のある動物霊園に行きました。
そこは閑静な住宅地の一角にある規模の大きい霊園でした。
よかったと思ったのが、
一つ一つの手順を丁寧に時間をかけてできたことです。
待っている間に、スマホでとっていた
はーちゃんの動画を見たりして、
いっときほっとした時間もありました。

いつだったかテレビで見たのですが、
ペットのお葬式を人と同じようにすることって
関係のない人から見ると違和感があるかもしれません。

でも今回自分たちのショックが大きいときに、
霊園のかたが丁寧に行ってくださって
気持ちが救われるところもありましたし、
手順を踏んでいくなかで
気持ちの整理ができる部分があったので
ここでよかったなと思いました。

〇ひたすら歩く
はーちゃんがなくなって、
2日ほどは起きても寝ても、何をしていても涙が出て、
これがペットロスか、このままだと病気になってしまうのでは
と思ったほどでした。
とーちゃんもしんどくて、
このままだとよくないから環境を全く変えよう
ということになり、私たちの場合は海外へ行きました。

数日間、一日12~15km、あるいはそれ以上の距離を
毎日ひたすら歩き続けました。
ひざや股関節が痛くなったけど、
日常と全く違う景色のなかだと気も紛れて歩けました。

はーちゃんを一人にしておきたくなくて、
霊園で葬儀のときに分骨してペンダントをつくり、
肌身離さず連れていきました。

ペットの遺骨を飛行機に乗せることについて
出発前にネットで体験談を調べたところ、
骨壺だと難しいようで、
ペンダントをつくり、私たちは問題なく行ってこられました。

家に戻ったとき、また辛くなるのではと一瞬不安になりましたが、
旅行へ行く前よりもはるかに
(涙でぼーっとしていた)頭が動くようになっていて、
日常生活ができるようになっていました。
だから、つらい時にとにかく歩くこと!
今でもときどきは歩く時間を作るようにしています。

初めての多頭飼い 2匹目をむかえる準備

ちーに届かないように、食事の支度やらパンやら
食器棚の上に置いていたのですが、
あっという間にちーが食器棚の上まで登れるようになりました。。
お大福のようなかわいい寝顔です・・

さてディディを迎える直前の準備は、
・3つ目のトイレ購入
・(私たちの)食事のストック
を用意しました。
ネコトイレは「頭数+1コ」あった方が良いそうで、
“上から入る”タイプにしました。
この形、わが家は初めてなのですが
外にお砂がこぼれにくそうです。
気に入ってくれるかな~?

それと、私たちの食事のストック。
これはちーがお家に来たとき、
なかなか寝ないちーに付き添ったり
目が離せなかったことから。
また、ごく最初のうちは2匹お部屋を分けて過ごすので、
両方のネコさんをみる時間がとれるように。

でも実際来てみると、
ディディはとても落ち着いていて、
ちーの方がきゃっきゃしてて
かーちゃんが見えなくなるとないて呼びます。
スコティッシュはほとんどなかないそうですが、
お部屋のなかで走り回ることもなく、まったりと過ごします。
ちーとは全く性格が違って、
驚きつつ、助かるところもたくさんありました。

ディディがやってきて、ちーと顔合わせをして、
同じお部屋で過ごす時間を作るようになったころ、
とーちゃんが一週間ほど出張で不在になりました。
ひー(;^ω^)大丈夫かな~
不安もありましたが、とーちゃんが帰ってくるころには
二人が同じお部屋で、プロレスをするでもなく
それぞれに過ごせるようになっていました。
二人とも、ちょっとおとなになったみたい~。

スコティッシュと骨の病気

ディディは思いがけずネコかびの治療のため
わが家に来るのが遅れてしまったのですが、
その間かーちゃんは初めて迎えるスコティッシュフォールドについて
少し勉強しました。
その時初めて、骨瘤について知ったのです。

(ここはかーちゃんなりに理解をしたことのまとめです)
スコティッシュフォールドには「折れ耳」と呼ばれる
半分に折れたような形の耳の子がいます。
ディディも折れ耳のスコティッシュです。
この「折れ耳」は軟骨の形成不全に由来するもので、
そういった背景をもつ同士の交配が続くことによって
骨瘤という、骨にこぶができて痛みを伴う
病気を発症するリスクがあります。
スコティッシュフォールドは
ブリティッシュショートヘアーや
アメリカンショートヘアーとの交配が認められています。

骨瘤のことを初めて知ったときは正直ショックでした。
なぜなら、私たちははーちゃんを大病で失い、
闘病する苦しさを見ていたからです。
大事なわが子が苦しい思いをするなんて、考えるだけでも辛い。

でも、同時に骨瘤についても調べました。
実際闘病されているネコさんご家族のブログを拝見したり、
今どんな治療手段があるか、
日常どう過ごされているか、いろいろ拝見しました。

はーちゃんから学んだこと
その中で、はーちゃんのことも考えていました。
彼は子ネコの時は何もなかったのですが、
東日本大震災のあと(当時は関東にいました)
てんかんのような発作を起こすことがあり、
2年に1回くらい大きな発作を起こすので、
とーちゃんは本当に心配しました。
また、心臓の弁の閉まりが弱いところが偶然見つかって、
ごく少量のお薬を飲んでいました。
でも日常生活は問題なく、
元気に過ごしていました。

私たちはもしネコさんを迎えるとしたら、
保護ネコさんを、ということも考えていました。
また、ペットショップでネコさんを見かけ少し勉強すると
種類によってかかりやすい病気があることも知りました。

結論は変わらないのですが、
背景やリスクによらず
のちにケガや病気をしても、
やっぱりご縁があってうちに来てくれる子を
かわらず大事にしようと決意したのでした。
また、それと同時に現実的なこととして、
ネコさん達に必要な医療・ケアをすることを
とーちゃんとかーちゃんはお互い確認しました。
そうして、ディディが来るのを心待ちにしていたのです。

スコちゃんが登場!

ちーがやって来て1か月、わが家にもう一人来てくれました!
スコティッシュフォールドの男の子、愛称はディディです!
ちーとディディは同じ時にお店にいて、一緒に迎えたかったのですが
いざ迎えるときにぽちっとネコかびが見つかったため、
治してからお家に来ることになりました。
ディディとの出会いも印象深かったのですが、
実はカゼもひいていたため、万全を期してようやく迎えることができました。
待ってたよ~ディディ~(*´▽`*)

初めての多頭飼い
さて私たちにとって初めての多頭飼いです。
とーちゃんとかーちゃんは、もしネコさんを迎えるなら
多頭飼いにしようと決めていました。
そしてできれば、ネコさん同士が馴染んでくれたらいいなと思い、
同じ環境にいた子たちを迎えました。
それでも、はじめは慎重に会わせたいと思い・・・

・最初の2~3日は全く別々の部屋で過ごす
・その後、普段は別々の部屋にいて、何回かドアのガラス越しに顔合わせ
・一日に数時間だけ同じ部屋で過ごす

という感じで1週間ほど時間をかけました。

同じお部屋に入れても、はじめは朝晩1時間ずつくらい・・
一緒にいる間は、ずーっと取っ組み合いをしてました。
割って入った方がいいのかと何度も思ったのですが、
どうやらはじめはお互いの力関係をみる大事な時間のようです。
かーちゃんはよーーく見ていて、
二人が興奮しすぎたら、ケガをしないため止めに入りました。
あと、アメショーのちーが追いかけすぎて
スコティッシュのディディがしんどくなったら休憩。
しばらくあそんだら、また別々のお部屋で
落ち着いて過ごさせるようにしました。
かーちゃんが一番ほっとしたのは、
二人が一度もお互いを威嚇する様子がなかったことです。
ネコはネコ同士のルールもあるでしょう、
心配しましたがぐっと我慢して、数日間この状態で過ごしました。

爪切りに慣れるには・・

アメショーは甘えんぼう?

ちーがわが家にやってきて3週間、
短い時間ですが一人でお昼寝ができるようになりました。
その間にかーちゃんは急いで食事の支度をします。
ちーはいつでもにゃんにゃんとよくおしゃべりをする子なので、
かーちゃんが不在のときにないて、ご近所迷惑になったり、
本人にあまりストレスにならないよう、今のところは
ダッシュでおつかいに行きます。

ちーはかーちゃんのパジャマや毛布をふみふみするのが好きですが、
はーちゃんもかーちゃんのカーディガンを
ふみふみするのが好きでした。
はーちゃんはそのころもう大人でしたし、
かーちゃんに甘えることはほとんどなかったと思います。
ジェラートピケのカーディガン・・とっても肌触りがやわらかいから
思わず気に入ってしまったのかな。
それとも、アメショーの子ネコちゃんは、
ママネコから離れるのが少し早いのかしら、とも思ったりします。
誇り高い彼でさえカーディガンを気に入ったのだから、
子ネコのちーが多少あまったれでも、今はよしとしましょう^^

ネコが爪切りに慣れるために
これは、正座したおヒザで寝るちーです。
ネコの爪切りは、小さい頃から肉球にさわって
慣れさせるといい・・と目にしたので、
こうやって眠くなっている時にお手てにさわって~
そのまま爪切りをすることもあります。

はーちゃんはとーちゃん以外に触られるのが苦手でした。
それで一番困るのが病院に行った時!
検査や処置で触られるのが本当に嫌でした。
ただでさえ、調子が悪いから病院へ行くのに、
ストレスをできるだけ軽減してあげたいと思っていました。

そんなわけで、もしこの子が病院へかかる時に
少しでも楽に受診できたらいいなと思い、
お手てだけでなくお腹とかもなでなでしています。

さあ、もうじきスコちゃんがやってくるよ~^^